2005.04.27 ジョゼと虎と魚たち |
犬童一心監督 妻夫木聡・池脇千鶴さん主演 「ジョゼと虎と魚たち」 をみました。
ジョゼという足の悪い不思議な少女と 普通の大学生の恒夫の 出会いから、その後… 2人をとりまくすべてのいろいろが 少しずつ変わっていく日々を描いた ちょっとせつないストーリー。。。
「心を閉ざしていたジョゼがだんだん恒夫に興味を持ち始める」 指と指が触れた瞬間とその後の指をつかむ間 料理の味見で菜ばしで口に入れた後、箸を引く間 えつは「間」にやられてしまったかも… 胸がぎゅうぎゅう言う所には すべてなんともいえない「間」が存在してる…
「かえれ」の台詞 ジョゼが「帰れ」って恒夫に怒るんだけど 「かえれ」がちっとも帰れに聞こえない。 「帰らないで」の気持ちをこめて「かえれ」を言う。 みんなを痛い気持ちにさせるのには十分だった。 もちろん恒夫にもしっかり伝わって、 素敵なワンシーンになるんだけどね。
「ジョゼの気持ちが重くなって恒夫に迷いが出てくる」 男の子はこうだから寂しいなあ。(←個人的意見w) 気持ちが通じ合った最初の2人は うらやましいほど初々しくて素敵で ジョゼの裸になるシーンもほんとかわいくて 恒夫の「泣きそう」の台詞にもかなり納得で。 素敵な二人だったのに。。。 はじめての旅行で 水族館の休みに文句を言うジョゼの横で 車の助手席ではしゃぐジョゼの横で ほんの一瞬の表情でいやな予感をさせる妻夫木さんの表情。 ジョゼにカーナビを消させたのもそんな一瞬の表情。
くるりさんの音楽もベストマッチで 主人公2人に魅せられた感じ。 ほんわかとした日曜に 懐かしい気持ちになりながら 一人で観るのにおすすめです。
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